おしゃべりぼくろ

万年筆と手帳と文房具が好き

最近購入したもの「万年筆」

 

どうも、あかいろです。

ずーっと欲しいとは思っていたのですが、先日万年筆を何本か購入しました。

といっても、安価な商品ばかりでまだまだ初心者なのですが、その中から初めに購入した2本をご紹介します。

 

 

 

そもそも万年筆って何?

万年筆を購入するにあたって、少し調べることにしました。

 

万年筆(まんねんひつ)は、ペン軸の内部に保持したインクが毛細管現象により溝の入ったペン芯を通じてペン先に持続的に供給されるような構造を持った携帯用筆記具の一種。インクの保持には、インクカートリッジを用いたもの、各種の方法でインクを吸入するものがある。

万年筆 - Wikipedia

 

ペン先(ニブとも呼ばれる)には大きく分けるとがあり、それぞれ書き味に違いがあります。

価格が高いのはもちろん金。

金ニブの良さはその柔らかさと弾力性で、万年筆らしい書き味を楽しめるのはやはり金とのこと。

価格は最低10,000円から。ひ〜〜〜〜。

 

安い万年筆もあるらしい!

わたしが万年筆に抱いていた印象は「書き味がいいのは分かる。でも、お高いんでしょう?」

なのでInstagramなどでどれだけ素敵な手帳アカウントさまが万年筆を使っていても、手を出すまいと決めていた訳です。

 

そんな中わたしが見つけたのが「kakuno」「プレピー」などの1,000円以下で販売されている廉価万年筆でした。

調べてみると、安価で使いやすいことからファースト万年筆に選ぶ人も多いよう。

わたしの中の万年筆に対するハードルが急にグッと下がったのでした。

 

 

PILOT  kakuno(カクノ)

そして1本目に購入したのはこちら。

 

 

字幅はF(細字)M(中字)の2種。

わたしは手帳に使用したかったので細字にしました。

カラーは全10色。

kakunoは国内メーカー「PILOT」から販売されている安価な万年筆で、子どもも簡単に使うことのできる工夫が取り入れられています。

たとえば、握りやすく机上で転がりにくい六角形になっていたり、説明書にふりがながふっていたりなど。

初心者に優しい作りになっているだけでなく、カードリッジとコンバーターの両用式なので、同社の色彩雫などのボトルインクを使用することも可能という…。

何と手軽にインク沼に沈めてくれるのでしょう。

 

 

何と言ってもペンのように気軽に使えるというのが良いです。

後日、10,000円ほどで購入したプラチナの「Century #3776」は故障が怖くてあまり外には持ち出せていないんです。

万年筆玄人には申し訳ないですが、10,000円超えの筆記用具なんて持ってる人ほとんどいねえから。

びびりのわたしは怖い!!

 

その点、kakunoは落としたり壊したりしても痛くない価格ですし。

外で使っていても「あいつ万年筆使ってるよ、気取ってんなぷぷー!」とか思われなくて済む(気にし過ぎ)。

デザインも子どもっぽいとかわいいのボーダーな気がするので、大人が使っていても問題なし。

 

 

ただし、わたしが購入した商品の中では一番書き味がかためです。

ペン先だけでなく軸とのバランスもあるかと思いますが、少々手が痛くなってきます。

高ければ高い程良いという訳ではないけれど、1,000円なりのクオリティという感じ。

 

ですが、これはCenturyを購入した後に思ったことであって、kakunoを買った当時は「万年筆ってすごーい!!」と概ね満足していました。

入門の1本としては素晴らしい。

「沼へようこそ」と誘ってる感強い。

 

 

PILOT  Cocoon(コクーン)

次に購入したのは同じくPILOTからもう1本。

 

 

こちらも字幅はFとMの2種。

価格は3,000円と、kakunoよりは高額ですが、まだまだ廉価と言えるでしょう。

わたしはkakunoよりもCocoonの方がおすすめ。

こちらにもコンバーターを使用することが出来ますよ。

 

特徴的なのはその名の通り繭のように丸い軸。

手にしっくりきてとても好きです。

あと、kakunoよりも少し細身になっていて、手の小さいわたしには持ちやすいんです。

 

 

kakunoと同じペン先らしいのですが、Cocoonの方が書き味が良く感じるんですよね。

金ニブの万年筆のようにしなったりはしませんが、kakunoのようなガリガリと紙を削る感じは少ないように思えます。

元々PILOTの万年筆は柔らかい書き味が特徴みたいなので、それでかな?

鉄ニブだけど書きやすくて驚き。

 

Cocoonはkakunoよりも細めの字幅に感じました。

同じメーカーでも製品によって結構違うのが面白いですね。

 

 

因みに今一番気に入ってるのはCocoon

書きやすさと軸のデザインと価格のバランスが良いというか…コスパが良いと思える1本。

使いつづけたら変わるのかもしれませんが…。

 

 

同時にカードリッジとボトルインクも購入

インクの色を気分で変えたりもしているんですが、今はkakunoにPILOT純正カードリッジの黒、Cocoonにか色彩雫「山葡萄」を入れています。

 

パイロット 万年筆インキ iroshizuku INK-50-YB ヤマブドウ

パイロット 万年筆インキ iroshizuku INK-50-YB ヤマブドウ

 

▲大好きなボルドーなので初めからフルボトルで購入

 

色彩雫は全色綺麗だし、ネーミングが素敵。

ミニボトル3本セットで購入することもできるし、お得ですよね。

 

 

ブログの下書きはkakunoでMDノートにささっと書くことが多い。

このノートと万年筆の相性が良くてすごく気に入っています。

 

ミドリ MDノート<文庫> 方眼罫

ミドリ MDノート<文庫> 方眼罫

 

 ▲愛用しているのは方眼タイプ

 

EDiTやほぼ日など、日記のように書く手帳はゆっくり時間をかけることが多いのですが、ブログの下書きなんかは、本当、殴り書きに近いんですよね。

書くスピードも速いし、荒い。

金ニブの万年筆なんて恐ろしくて使えないので、kakunoがぴったりです。

自分の使いたいシーンを想像して商品を購入するのはとても大切ですね。

 

 

 

とにかく、実用的で、気軽に使える万年筆だなと思える2本。

金ニブの万年筆の紹介は追々したいなと思っています。

 

以上、わたしの生活に万年筆が馴染んできましたという話でした。

何か子どもがおだってる感あって恥ずかしい…

またね!